コラム
2026/04/01 社長ブログ
深刻化
4月1日 水曜日
お世話になっております。
株式会社麻布の池田大平でございます。
現在、いわゆるイラン情勢の緊迫化により、
世界各国のさまざまな産業において深刻な影響が生じております。
私どもが携わる塗装業界におきましても、その影響は顕著に表れておりますため、
現状の一端をご報告申し上げます。

まず、シンナー類および強溶剤系塗料につきましては、
出荷停止という未曾有の事態に至っております。
原油供給の逼迫に起因するこのような状況は、私の経験上、初めてのことでございます。
弊社におきましても、特例的に在庫品をご提供いただける機会がございましたが、
それも短期間に限られ、安定供給には程遠い状況でございます。
本店スタッフ総出でホームセンター等にて調達を試みましたが、
同様の動きは各所で見られ、必要量の確保には至りませんでした。
このたびの事態を通じ、中東諸国と日本との関係の重要性を、改めて痛感しております。
限りある資源をご提供いただいていることの尊さ、そしてそれに支えられてきた現実に、
深い感謝の念を抱いております。
また、日本は長年にわたり、中東地域における
原油・天然ガス関連の開発やインフラ整備において、
官民一体となって貢献してまいりました。
その歴史的背景のもと、多くの中東諸国が親日的な姿勢を示し、
我が国を尊重してくださっていることは、周知の事実でございます。
米国と対立関係にあるイランにおいても、日本とは友好的な関係を築いていただいており、
非常に重要な存在であると認識しております。
そのような中、同盟国であるアメリカと、親日的関係にあるイランとの対立という現実は、
極めて複雑な思いを抱かせるものでございます。
各国による仲裁の動きも報じられておりますが、日本こそが
両国の橋渡し役を担うにふさわしい立場にあるのではないかと、強く感じております。
本情勢の早期終結に向け、日本が果たし得る役割は決して小さくないと考えております。
世界のすべての国々が自由に貿易を行い、互いに欠かすことのできない存在として共存する、
平和で安定した国際社会が実現されることを、心より願っております。
麻布/池田大平